アダルトチルドレン
思い返すと 私は母そっくりだった。 私は母のことが大好きだったが 反面、母のようにはなりたくないと小さい頃から何度も感じていた。 わけのわからない父親という男に振り回されてばかりの母。自分の意見はなく子供の目にも頼りにならない男にすがるばかり…
それでも、 やっぱり私は満たされていないと感じて惨めに感じることはたくさんあった。 家がほしいと思った時、 職場の人に言われた 〈親から頭金出して貰えばいいんだよ〉 という言葉には打ちのめされた。 笑顔で 〈そうですよね〉 かわしたけれど、 私に…
人は満たされないことに目を向けることがクセになっている。 それは、一口かじられていたりんごでかんがえてみるとよくわかる。 完全体のリンゴだとなんとも思わない。 でも、一口かじられていると、そのかじられた部分、ほんの少し足りない部分が気になって…
そもそも、 私にはもともと幼いとき 約束を守るという概念がなかった。 そんなことにすら気づかないころからそれは刷り込みされていた。 17時が門限でその約束は守っていた。 約束は守らなきゃいけないものだから守っていたわけではなく怒られるのが怖いから…
私の人生を見ても、 自分という存在を考えるときに 親・兄弟・祖父母そして自分の子供までを一連の流れとして考えると今自分が何故そうなってるのか、悩みの根底にあるものがすごく良く見えてくる。 これは、私に限らずみんなそうだと思うので、自分の場合は…
そもそも、 怒ると叱るは全く別物だと理解している。 怒るのは自分の思い通りにならないから。 根底には理解されない悲しみと、思い通りにしようという圧がある。 感情に任せている部分のウェイトが大きい。 対して叱るのは、 相手の成長のために、 感情的に…
前回の姪の件で、 家族が怒ると怯えたり、 そわそわするのがなぜなのか分かった気がした。 それは、多分、過去からの連鎖だった。 ↓ちょうど参考になる記事なので目を通してもらうといい気がする。 DV をする人たちも、その思考の根底は同じだと感じた。 こ…
〈そういうことか。。。〉 なにかが繋がった瞬間だった。 何年も続く違和感の原因がはっきりした。 ちょっと落ち着いて整理したい。でも‥ 〈今はとにかく、泣いてる子のフォローを急いでしなければ。 怒りっぱなしは怯えと自尊心の低下に繋がる。 私の過ち…
話を戻そう。 妹の下の子は、泣き喚き続けていた。 上の子が間に合わなくなるので、下の子を無理矢理抱っこして自転車で行ってもらった。 すると玄関まで追いかけて、火がついたようにさらに泣いて喚いて、暴れ出したのだ。 可哀想だけれど、手が空いてる大…
その日は、妹が上の子を塾に送って、下の子はお留守番にしよう、と言う話だったのだ。 ちなみに、私は独身なので妹の子 自転車に前と後ろで2人乗せるには、もう無理なほど、2人は大きかったから。さすがに事故の危険もある。 下の子もそれに納得していたのだ…
数年前からなんとなく薄々感じていたことなのだが、 うちの家族、 そう、父、母、妹は怒られている人を見るとソワソワする。 たとえ、怒られているのが自分じゃないとしても。 それは私も、ほんの数年前までそうだった。 怒られてる現場や、怒られてる人を見…
働きだしてから 仲良くなった子がいた。 彼女は私より3つ年上で面倒見のいい 非常にキレイで自尊心の高い人だった。 自尊心というものとの初対面 そんな彼女がある時 転職を決めてそれまで働いていた職場を辞めたのだ。 仕事の最終日、50代くらいの上司が駅…
2、3年前 ぼんやりテレビを観ていたら芸人さんが 「靴が汚い女のコは簡単にお持ち帰りができる」 というような主旨の話をしていた。 なるほど、よく観察されているなと思った記憶がある。 私自身が自尊心が全くないタイプの女の子だった。 靴はいつもヒール…
支配欲、性的欲求、女、金。 全ての欲の根底にあるものは自分の存在意義の証明とそれを覆すものに対する恐れだと感じる。 そして、そのさらに奥底にあるものは愛への枯渇だ。 愛されたいから人は色々な行動を起こし努力し 人によっては事件すら起こす。 物質…
これはある程度私自身が回復してきてから気づいたことになるのだが。 ある時 知らない子どもが道端で大泣きしているのを見て 本当にうるさいし 子どもだからってなにをしてもいいと思うなとしか思えない自分に気づいた。 それははじめての感情ではなくて 以…
↑これは憧れ。 実際はこっち↓ 私の父は、 非常に自己中心的で 弱くて ずるくて 嘘つきで 家族を顧みず 意地悪で 騙されやすい。 そんな人だった。 今も生きていますが…。 ビートたけしの父、菊次郎に酷似している。 本当は 非常に繊細で 寂しがりで 痛みに敏…