こころのこと。

人生ハードモード。親ガチャを盛大に失敗した私の回復記録。笑

史上最悪の人。それが私の父親

 

 

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↑これは憧れ。

 

 

実際はこっち↓

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 私の父は、

 

非常に自己中心的で

弱くて

ずるくて

嘘つきで

家族を顧みず

意地悪で

騙されやすい。

 

 

そんな人だった。 

 

今も生きていますが…。

 

ビートたけしの父、菊次郎に酷似している。

 

本当は

非常に繊細で

寂しがりで

痛みに敏感な優しい人

 

なのだろうと思う。

 

それは表裏一体なのだから。 

 

父の場合、悪い方が色濃く出てしまったのだと言える。

 

 

 悲しいことに精神的に成熟するタイミングを失った父は色々なことに耐えられなかったのだと思う。

 

 劣等感が強い父から見た世の中は

 

悲しみが多く

人生は辛いことばかりで

人は冷たく

苦しみに満ち溢れているのだ。

 

 

 

お金を騙しとられたり

カモられたり

裏切られたり

父の人生は散々なものであり

 

そう思うのも仕方ないことなのだとは思う。その考え方は年々強固になり頑固になっていった。

 

 

 意地悪で

仕事が続かず

見栄っ張りで

私たちを大事にせず

話が出来ず

ギャンブルに大金を投じる

大嫌いだった父は

 

 

実は、

 

誰よりも傷ついていて

苦しんでいて

でもどうしたらいいか分からなくて

愛されたいと泣いている子供みたいな人なんだ。

 

 

と私自身が気づくのは

本当にずっとずっと後になってからのことだ。

 

 

 なんとかしてあげたいけれど

 

こじらせすぎた老人は一体どうしたらいいのでだろう?

 

 

それは今の私にはまだわからない。

 

きっとわかる時は来ると思う。

 

でもそれはまだ今じゃない。

 

 

そして、

その影響は

本当に悲しいことに

私にとっても

妹にとっても非常に大きなものになった。

 

後に気づいたけれど

その影響の大きさから抜け出すことがなかなか出来ず本当に苦労した。

 

 

今もまだ道半ばであると感じる。

 

 

当時の友達は

 

みんな今も

 

あの時の私と同じ状況から抜け出せずにいる。

 

 

私はみんなを助けたい。 

 

この意味は、後にしっかり説明しようと思う。

 

 

父が

 

傷つきすぎた可哀想な人なのだと気づいたのも

 

私自身が成長するためにとても大事な存在だったのだと気づいたのも

 

本当に本当に

最近になってからのこと。

 

 

 父自身戦後生まれなので祖父母も大変な時代を生きてきた人なのは容易に想像ができる。

 

 

祖父は長男で下の兄弟の父親代わりを

祖母は結婚してすぐまだ小さかった祖父の一番下の弟の母親代わりをしていたそうだから。

 

 

4人兄弟の長男の父は

小さい頃から祖母に預けられることが多く

おばあちゃん子だったようだ。

 

 

 当時祖父は地方の議員をしていたので

祖母共々忙しかったのもある。

 

 

祖母は弟たちもいたので

父は親に構ってもらうことは非常に少なく

寂しがりはその影響かなと感じる。

 

 

 

読んでて

 

そんなヤツ優しいとは言えないだろ!

 

と思う方もいると思う。

 

 

しかし父は幼い頃犬を飼っていて

とても可愛がっていたのが亡くなり

何日も泣き続けていたら

男のくせにメソメソするなと祖父から激怒されたという話がある。

 

それから父は私たちが生き物を飼うのは絶対に許可しなかった。

 

死ぬ時が悲しすぎて耐えられないから。

 

 

 

そのくらい繊細な面も持ち合わせているのだ。

 

 

 父が人との関わり方が下手なのも

本質的なことを見抜けないのも

すぐに逃げるのも

騙されやすいのも

傷つきすぎてしまった父にとっては

自分を守ることが第一であり

周りは家族も含めてみな敵なのだ。

 

 

それは後に私たちにも引き継がれることになる。

 

父の口癖は

 

人生は、50歳まででいい。  

信長も50で死んだ。

 

 

だった。

 

妹が今同じようなことをたまに口にする。

 

 

〈長生きなんてしたくない。〉

 

 

全ては連鎖するのだ。