拗らせアダルトチルドレン☆怒るとソワソワする家族③
話を戻そう。
妹の下の子は、泣き喚き続けていた。
上の子が間に合わなくなるので、下の子を無理矢理抱っこして自転車で行ってもらった。
すると玄関まで追いかけて、火がついたようにさらに泣いて喚いて、暴れ出したのだ。
可哀想だけれど、手が空いてる大人がいない以上仕方がないので(父は例外)、
👩🦰「ここで私とママの帰りを待とう。
そんな時もあるんだ、仕方ないよ。」
と、諭しては見るものの、
泣き喚いて手がつけられない。
👧「うわああああああ。大嫌い!!わああああああああ。」
バシバシ叩かれながらも、怒りに任せて怒るのは良くないので諭し続けた。
5分ほど伝えてみたところで、全く泣き止まないし、我を通そうと全力で叩いてくる。
〈これは、一回どんなに暴れたところで無理なこともあるのだとしっかり伝えなきゃだめだな…〉
と思った。
〈できれば怒りたくないんだよねぇ。。。怒るのは苦手なんだよ。。。でもこれは野放しにしたら後々この子のためにならないな。。。しょうがない。〉
↑スーパーサイヤ人みたい。
私は普段めったに怒らないのだが、
深呼吸をすると、手加減はなしで全力で怒った。
普段怒らない人が怒るのはかなり怖いから笑。ギャップは大事😊
👩🦰「どんなに泣いてもどうにもならないこともあるの!
全てが思い通りになるなんてことはないのよ。
そうやってワガママいってもダメなものはダメ。
あなたの言うことばかりをみんなが聞いていたらお兄ちゃんはどうなるの。
お兄ちゃんいつも〇〇ちゃんの為に譲ってくれてるでしょう。
〇〇ちゃんもお兄ちゃんの為に我慢しなきゃしょうがない時もあるのよ!」
場の空気が凍りつくのを感じた。
大泣きしてた子は静まり返った。
すごい目でこっちを見ている。確実に怯えたそれだ。
〈…やりすぎたかな。。。。〉
ふと見ると、両親が後ろで凍りついていた。
〇〇ちゃんと同じ目をしてこっちを見ていた。
〈……またこの違和感。。。。〉
〇〇ちゃんに、
👩🦰「わかった?しょうがないときもあるの。
さっ、一緒にお部屋に戻ろう。」
少しトーンダウンして諭す。
👧「いやだあああああああ〜〜。大っ嫌い、ここにいる〜〜うわああああああああ泣」
👩🦰「もう知りません💢!好きにしなさい!」
そう言って玄関から離れると、
両親が怯えた目で私を見てソワソワしていた。
〈……あっ。そう言うことか。。。〉
いままで見つけられなかったパズルのピースがはまっていくのを感じた。