こころのこと。

人生ハードモード。親ガチャを盛大に失敗した私の回復記録。笑

闇への転落。毒親→劣等感→鬱発症

話題がかなり暗く重苦しいものになります。

鬱が経験ある方は思い返される可能性があります。要注意です⚠︎

私の友達は長男・長女が多く毒親の影響を色濃く受けていた

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思うに次男・次女以降に比べて一番上なこともあり早いうちから働き手認定されるのでかなりの被害を被るのだ。それが人に寄っては一生抜けない。父のように。

 

 

父は今も妄信的に死んだ自分の父を信仰している。〈親父は偉かった〉が口癖だ。

 

しかし私の知る限り祖父の最期は淋しいものだった。それが全てを物語っていると私は思う。

全盛期、1000枚近く来ていた年賀状は晩年には3枚程度になっていた。中身のない人間関係の結果ではないだろうか。人と人は利害抜きに相手のために向き合ってきた数が全て。

内容に力を注がなかったのだろう。

世間体を気にして家族を大事にしない人たちだった。外の人を大切にするように家族も大事にしたら良かったのだ。ま、晩年の年賀状を見たら外も大事にしなかったんだろう。

 

私も、友達の長男長女と同じように親の役に立つようにといつも懸命に動いていた。お手伝いを始め、いつも親を助けていた。そして、友達もみんな優しいのに親の犠牲になり歪んだ精神のせいで自信が持てず苦労していた。

 

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よく聞く、楽しく生きる・ワクワク生きる・好きなことだけして生きる←は?

最近のトレンドワードなんじゃないかと思うほどよく見る。それにすぐ集中できる人は家庭に問題がなかった人たちだ。ワクワクしたり楽しく生きたり、まともにお金があったり。

たとえお金がなかったとしても精神が死んでない人たちだ。

そんなのには無縁で地べたを這いずり回るように生きてきた私みたいな人種はどうしたらワクワク楽しく幸せに生きられるのだろう。なにをしたらせめて人並みになれるのだろう。

 

👩‍🦰〈率直にいう。

それができるのが羨ましいよ。

自分のことを中心に考えられるのが羨ましいよ。もっと上を見ろとか、親は助けてくれる存在だとか高い自己肯定感とか、美しい容姿とか、とにかく全てが羨ましいよ。私には何にもないよ。〉

 

幸せな話とか、結婚、出産、マイホーム購入。

 

すごいな、羨ましいなと思うけれど、親を見ていたから結婚には夢が持てなくて乗り気になれなかったし、結婚式を挙げるお金もなかった。

挙げたところでうちは全て私の自費なのは、わかりきっていたし、さらに相手との兼ね合いで親のご祝儀も私がこっそりだすことになるのかなあと考えていた。

両家の釣り合いなんてとれるはずもない。

現に妹の結婚の時は結婚式をせず、旦那さんの親御さんがどうしてもということで親族のお披露目パーティだけになったが親はドレスすら用意出来ず、結局私が買った。

ご祝儀もなかったと思う。

それでも立派に世間の批判ばかりする父を、友達や旦那さんの親に父ですと紹介するのも惨めで考えただけで死ねる。

私みたいな子が育つと思えば出産したところで不幸な子を増やす不安がついて回った。私は愛がわからなかったから。男は見る目がなくて変なのばかり。父みたいな男といたら幸せなんて無理なのが簡単に想像がついた。

変な男ばかり見つけて振り回される自分にはその頃には全く自信がなかった。

マイホームを購入するなんて考えもしなかった。だって仕事をすぐやめる男だったら買ったところでローンが恐ろしいことになるし、そもそもどこに住んだらいいか自分で決めることすらできなかった。DV男だったらそもそも入籍自体が恐ろしい。それほどに私の自尊心は地に落ちていた。

薄給でお金もなく、あるのは山ほどの劣等感とデブでブスでバカな私。親には蓄えはなく親の老後の不安はずっとついて回った。墓すらないのに田舎にあるからいらないと言い切る無知な父。その田舎に帰るお金すらないのだ。

病気になったら死ぬしかない状態なのに。

そんな現実を恥じる様子もなく、ないものはないと堂々と言い切るところに一番嫌悪していた。恥すらわからないのだ。

 

👩‍🦰〈恥知らずとはこのことだ。〉

 

そんなどん底な価値観と劣等感にまみれながら私は何のために生まれてきてこんな人生の一体なにが素晴らしいのだろうといつも思っていた。

そんな人生なのだから、セルフイメージをあげれば人生は変わるとか言われたところでどこから着手したらいいのかすらわからなかった。

 

掃き溜めに息を潜めて辛うじて生きていたのだ。

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👩‍🦰〈ゴミクズみたいな人生。

ブタみたいな私。

さっさと終わればいいのに。〉

 

幸せな生活。幸せな世界。

それは遠い世界の話で劣等感がどうにもならない私にとってそれは無関係な世界だった。

 

地に落ちるほどに大きな劣等感をなんとかしない限り、私の人生が浮上できないのは理解していた。

心の中のゴミが重すぎて自己イメージを上げることは出来ず、飛べないのだ。

◯ダメな私

◯ブス

◯継続できない

◯なにをやらせてもだめ

否定がリプレイされ続けていて聞くのも嫌だった。

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そして。

私の心の中は重苦しく陰鬱としていて、自己否定を繰り返していた。できない自分を嫌悪し、責め続けていた。とるに足らず、人並みになれず、努力しても安心出来ず、親からされてきたように自分でも自分をけなしつづけていた。

美しくもなく、どうしていいかわからず、何者にもなれずただただ不安を原動力に動き続ける私。

 

それでも、自分と向き合うことは怖すぎて心の中は見ないようにしていた。

たくさんのことが重なってお金や仕事の不安を抱えながら、働くしかなかったのもあり必死でうごき続けギリギリのところで心の均衡を保っていたのだった。

そんなことが1年半以上続いただろうか?

 

心の不安は大きくなり続け、

そして、色々なことが重なってある日夜中に不安で目が覚めたのだった。

 

見たくなくて自分と向き合うことを避け続けた私。

もう逃げられないところまで来てしまっていたのだ。。。

諦めて心の中を覗きこんだ。

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闇。

 

何にもない。

暗くて真っ暗。

そこには漆黒の闇がただ広がっていた。

 

この時の恐怖は、多分一生忘れない。

 

鬱の始まりだった。

 

 

※この件は本当に思い出すのも苦しいので、更新に時間がかかるかもしれません。すみません。