〈劣等感の沼〉感情のゴミ箱と鬱
最近重苦しい話題ばかりで申し訳ありませんがまだまだ続きます。関係のない方は飛ばしてください。
私は感情のゴミ箱を抱えて生きていた。
ゲームだったら…と考えてみていただきたい。
20歳になるころには長年言われ続けた万年貧乏・愚痴・不平不満・否定・批判が100%インストールされ、自己肯定感が欠落した脳と太っていて間違っても美しいとは言えないブスな容姿を装備した私というアバターが完成した。
全ては親の言うとおりになったのだ。
私はゲームはやらないが仮にアバターを作るとしても私アバターは史上最悪の出来だろう。そのくらいは私にもわかる。丸腰で裸のレベル0の装備が一個もないキャラクターよりもずっとずっと分が悪かった。
なのにこれは仮想世界ではなく現実世界なのだ涙😢
👩🦰「がーーーーん꒰ ΄◞ิ◟ิ‵꒱」
仮にゲームみたいに課金(=自分にお金をかけること=エステ・美容院を始めとした外見的自分磨き)したところで服や顔は買えてもお金で脳内装備を高めることはできないのだ。経験値(=自己肯定感や自分もやれるんだという内面的な自信=自己成長しようと努力すること)を高めようにも〈お前なんかにできるわけがない・お前なんかクズだ・お前にはそんな価値はない等〉自己否定が脳内にインストールされているためいつも自分を否定・卑下している。
そのため唯一、経験値を上げることが出来るはずの〈行動をする〉という気力がわかずそれは現実的な八方塞がりを意味していた。
それは文字通り「お手上げ。」
脳内インストールされた〈自己否定〉は果てしなく全てをマイナスにしていた。
ここから脱出したい。。。でも、自分に自信がなさすぎて動けない。。。
👩🦰〈仮にゲームだったら私というアバターは絶対に選びたくもない。リセットボタンもないし人生ってどんな罰ゲームだよ。〉
なんとかしたかったが、心の中には自己否定と劣等感、行動する気力すら挫くほど悪感情と言うゴミが詰まりすぎていてどこから手をつけたらいいかすら分からなかった。私は自分という現実のアバターを目の前にして途方に暮れていた。
👩🦰〈せめて、せめて普通の家庭に生まれてさえいればっ。。。自己肯定感の欠如がこれほどまでに大ダメージとは。。。。〉
親ガチャはすでに盛大に失敗していて後の祭りだった。笑。
私は生まれてしまっていた。笑。
現実だけに生まれ直す(=リセット)が出来ないのだ。自殺は論外。また自分さえよければ的な利己主義に走る等の人道的に反することはできない。それだけはダメとなにかわかっていた。
自分を客観的かつ冷静に見ることはできたが、それをしたところで自分が哀れすぎ、渇いた笑いしか出てこなかった。
👩🦰〈( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
私自身、普通の人くらいまで回復してから気づいたが自己否定と戦いながら人と同じように働いたり生きたりすることは、普通の人の2倍〜2.5倍のエネルギーを必要とする。ネガティブなところに居続けることはそれだけ苦しいことなのだ。
辛すぎるから自己否定組には早く回復してほしいと思う。
生まれ直しも自殺もリセットもできない以上、なんとか今・ここから立て直すしかなかった。
私ができるようになりたいと努力をしてきた色々なこと(笑顔で過ごすこと。人に親切にすること。楽しく過ごすこと。運をよくすること。洞察力をあげること。寛容力をみにつけること。口角をあげること。器を大きくすること。)それらは、全て心の中の成長に関わるもので、感情のゴミをきれいにしない限り出来ないことだった。私の望む成長はそこは避けては通れないことだったからだ。
👩🦰〈この、感情のゴミ箱をまずは空にするしかない。だってリセットできない以上、一からのやり直しはできない。だとしたら今から立て直すしか方法はない。〉
今までの人生でため込んできたものの積み重ねをなかったことになど出来ないし、内面的な問題だけに人に肩代わりしてもらえるものでもなかった。
親のおかげとは言え、自分でため込んだ心のゴミは回収してくれる人などいないのだ。
全てが自己責任。
リセット出来ない以上、自分の過去は自分で抱えるか、自分で清算して生きるしかない。
👩🦰「死にたい。。。。〈ダメだ。今、ここからやり直すんだ。本気で笑えるようになりたい。。でも何がなんでも死んではいけない。〉」
苦しいのはもうたくさんだった。生まれてこの方やったことがなくてリラックスの仕方すらわからなかった。気づいた時には我ながらひいた。
暗く陰鬱とした子供時代。
いつもいつも否定されてばかりだった日々。
限界まで追い詰められて、諦めて覗いた心の中は真っ暗でそこにはひたすらの闇が広がっていた。子供の頃から見ないようにし続けた自分の気持ちはすでにわからなくなっていて、大きな心の穴としてただただ闇が横たわっていた。
鬱の始まりだった。
鬱になるくらいなのだからストレスは慢性化していた。そんな状況になってすら助けてくれる人はいなかった。親は少し休みなさいと言ったが現実的には助けてくれず、また頼る気持ちもなかった。
👩🦰〈親は精神的にも金銭的にも頼れない。。。〉
父親が働かないのだから、母も大変なのは目に見えていた。金銭的にも精神的にもキツすぎて不安で夜になると涙が止まらず、寝られず、死にたい気持ちを抑えるのでいっぱいいっぱいだった。明日も仕事。そんな現実だけが私を支えていた。
辛すぎて深夜にみんなが寝静まったあとベランダに出て佇むと、今ここから飛んだら全てが終わるのにと何度も思った。
一緒に暮らしてる男も私には無関心でいつも自分のことでいっぱいいっぱいだったから
👩🦰「病院に行ったら鬱病の薬を処方された。笑。」
精一杯明るく伝えたところで、無関心だった。
これには本当に絶望した。
誰の助けも期待はできない。
支払いがある以上、仕事もやめられない。
限界はとうに越えていて、だから助けては通用しない世界だった。
カウンセリングになんてかかるお金も時間もありはしなかった。
今までだってずっとずっと暗い闇の中を一人で必死に生きてきた。孤独は見ないようにしてきた。闇はもうたくさんだった。私は、光が見たかった。
👩🦰〈宗教にすがる精神状態になってきてるな。笑。〉
なぜか異様に冷静に思った。
そんな限界と鬱の日々の中、
この先の人生は何があっても私は光を目指そうと心に決めた。
お金も時間もない以上、なんとかお金と時間をかけずに鬱を克服する方法を探すしかない。
絶望したら全てが終わる。方法はあるはずだ。
消化されなかった感情のゴミは心の中の闇の奥底に広がっていた。