愛を長続きさせるコツ☆本質を愛するということ③一度大嫌いになった人をもう一度愛せるのか。

だいぶ開きました。続き。

↑関連記事。①&②はこちら。

選択の責任を負うということの苦しみ。

これが思いの外苦しくて本当に死んだ方がマシなのでは？とよく思った。

あれ？私なんで今努力してるんだっけ？と自分で決めたことなのだけれど、苦しすぎで病んでくる。

皇后陛下・雅子様が私はとても好きなのだが、ある記事を見たときにとても納得してしまった。

できることなら今すぐリセットしてここから逃げ出したい。けれど、自分で決めたことだから逃げ出さない。

問題と真正面から対峙して諦めず向き合うことがこれほどまでに苦しいなんて考えたこともなかった。全く楽しくはないし、抱え込んだ苦しい感情はひたすら解放するのみ。本当にその場に留まって努力をすることは死ぬよりずっとずっと辛かったのだ。

ナポレオン『苦しみに耐えることは死ぬより勇気がいる』

ナポレオンの言う通りだ。ナポレオンも苦しみに耐えていたのかなあと当時はよく思ったものだ。感情は、、、本当になんの役にも立たなかった。

毎日毎日コロコロ変わり指針にはなり得ない。自分で決めたとはいえ、すでに大嫌いな彼をどうやって愛せるのか、それを成し遂げるためにも、苦痛に耐えるためにも理性と意思がなにより大切なのだと学んだ。感情に左右されていると大きなことは成し遂げられないのも体感で理解した。

だって自己成長は、嫌なことややりたくないことが大半なのだから、楽しいを追求して得られることとは質が全く違う。魂の輝きみたいなものは苦しみの果てにしか得られないのかもしれない。

令和に変わり雅子様が感激して涙された時に見ていた私も涙が止まらなくなったが、本当に尊いし神々しかった。苦しみを抱えながら前進してきた雅子様は輝いていたのだ。

過去に選択したものは結局、抱えて生きるしかない。

人間はアホなことやくだらないことをたくさんする。やってしまったものはもう仕方ない。過去には戻れないのだから。

でも、その選択に責任を持つか、人のせいや何かのせいにして逃げ出すかでその後は大きな開きが出る。

若くして結婚して、相手が違ったなと感じても子供がいて生活力がなく離婚できなかったり、スキーなどで脊椎損傷して身体が動かなくなったり、程度は色々だが取り返しがつかないことは悲しいけどある。

リセットボタンがない以上、抱えて生きるしかないのだ。

苦しみに耐えながら理性に従い、感情の解放を続けていた私もそんな苦しみの最中で気づいたことがのちに財産になった。実際にやらなければわからなかったことだと思う。

ただでは転ばない。

苦痛もいい経験に書き換える。そんな気概は必要なんだ。

④に続く。