不動産屋さんと家探し①

ついに家を探し始めた私。

前回も言ったが、現在幽霊👻のたくさん通る場所に住んでいる。

住んでいる街は超・都心なのだが、2020年のオリンピックに向けて再開発が進んでいた。3.4年前に駅の上に大きな商業ビルが立つと、そこから一気に再開発が進みホテル・激安の殿堂・飲み屋街が出来上がった。

家の周りは一気に華やかな繁華街になったのである。それはいいことなのだが、やはり不特定多数の人が常に深夜までたくさんいるようになると治安は乱れる。

正直、それはべつにいい。

生きてる人間見えるから。問題なのは飲み屋街に飲みにくる人は大抵日頃の憂さ晴らしなため霊を憑けている人が多数いる。その人が楽しくなったタイミングで霊は波長が合わなくなるから憑いていた人のところにはいられず離れるのだが、その離れた霊を置いて帰るのだ。

行き場のなくなった霊は淀んだ場所に集まるので風通しが最悪で窓がなく日のあまり入らないうちのマンションはたまり場のようになっていた。深夜2時から3時に目が覚めるのはザラでラップ音が止まらない。土地のエネルギーが低い上、集まってくる生きていない人間に私は疲れ果てていた。

👩‍🦰〈マヂで見えなくて本当によかった。霊は連れて帰っておくれ😭〉

最近は昼間と夜で雰囲気が一変する土地だと感じる。

先日、目の前にかなり大きな分譲マンションが出来上がった。内覧に来る人をたくさん見かけるがこんな穢れ地、私はもううんざりしていたしお断りだった。元々の土地のエネルギーもあるがエネルギーが低い人の多く集まる土地は、それだけ土地のエネルギーも下がるし活力を養えない土地になる。痩せた土地で作物が育たないように。土地のエネルギーを復活させるには、木がたくさんあること、日の光や空気の流れがあることが必須になるが高い建物が日の光を細部まで当てることを阻んでいた。ごちゃごちゃした道も空気が流れることはない。

この土地を復活させるには長い年月を要するだろう。それが私の生きている間でないことは確かだった。

こういった土地は、仕事で行くにはいいが寝ている間にエネルギーチャージがなされないので住むには全く適さない。寝ても疲れが取れないのだから活力が下がる。必然気力も下がり、結果生命力も下がるのだ。

自宅にいると毎日いるだけで疲れ果てて気力が出ないので考えがまとまらず昼間はカフェでブログや創作、仕事をして家ではぼーーーっとする。はじめはどんなに言ってもわかってくれなかった家族すら私のそんな日々が2年近く続くのを見て引っ越そうと考え出してくれたようだった。

とにかくいるだけで気力が奪われるから引っ越すにも引っ越す気力がわかない。ひたすらぼんやりしてしまう。でも目の前に大きなマンションが立ったのを目の当たりにしてようやく重い腰を上げることにしたのだ。

朝日が15分程度しか入らなくなっていた。

（ちなみに、駅前2.3分なので商業施設区画に該当すします。どんなに高い建物が立っても日照権は主張できません。）

👩‍🦰〈※家を買う場合、引っ越す場合、金額や条件、間取りはもちろん大事ですが、こういった周辺環境や地名、土地の歴史は思っているよりも大切です。私のように霊がわからない人でもわからないだけで体調不良や家庭不和といった影響が出ます。物件購入の末、住んでみて気づくと私のように苦労します。あしからず。〉

いざ、物件探し。

賃貸の物件を探しつつも、猫がいるので条件に見合うものが少ないことに気付いてからは購入も視野に入れて探すようになっていた。間取りや駅近、トイレバス別、防犯のため4階以上等事細かに気にする人が多いようだったが私はそんなことはどうでもよかった。

私が気にするのは

◯ペット可

◯土地のエネルギーが高い場所

この2点のみだったのだが、これはそのまま伝えたところで普通の人には絶対伝わらない。なので周辺環境で緑の多い場所・職場まで30分、その2点を不動産屋さんには伝えて探してもらっていた。

こーゆーとこに住みたい。

土地のエネルギーが高い場所は自然が多いことが必須だったからだ。さらにいうと、人工的に植えた木よりも自然に生えた木はエネルギーが強い。山は最強だった。昔、山で修行していた山伏が山から降りてきて山郷の弱った人や病気の人にエネルギーを分け与えたと読んだことがあるが純粋にそうだろうなと思う。

👩‍🦰〈不動産屋さんと家探し②で、詳しく書くけれど、

私は自然は人間の充電器だと感じている。　

みんなスマホを毎日充電するのに、自分も充電しなきゃいけないことを知らない。

自分をエネルギーで満たす努力をしないことは他人に迷惑をかけることだと思う。

エネルギー泥棒とよく聞くが、そうではなくて自分も充電しなきゃいけないと知らないからだと思う。

無知は罪ではない。でも知っててやらないのは罪だ。現代人は科学に頼るが目に見えないものには本当に疎すぎる。〉

職場まで30分がなければ田舎に越したいほど。でも縛りがある以上都心にある職場まで30分となると、必然的に高級住宅街になるのだった。　

👩‍🦰〈土地のエネルギーだけで選ぶと不動産屋さんから見たら単なる夢みがちなワガママ女だな。笑。しかし、間取りこだわったとこで霊が多かったり霊道通ってたら何の意味もない。全てが終わるんだよなあ。。。〉

やはり不動産屋さんはみな怪訝そうな顔をしていた。でも、霊能者でもない普通の私がこんな話をしたところで頭がおかしいやばい女が来たと思われるのが関の山。なんとも伝えようがなくてもやもやした。わかる人はなんて伝えているのだろう？

五反田の不動産屋さんに立ち寄ったとき。

あるとき不動産屋さんから怪訝な目でみられるし、ワガママ女と思われるのがいい加減面倒になって変態だと思われてももういいや、とざっくばらんに包み隠さず全てを伝えてみた。

すると思った以上にすんなり伝わってびっくりしたのだった。不動産屋さんは事故物件を扱ったりする以上、そういったことにそこまで抵抗がないのかもしれない。

2時間ほど探してくれたその方は全てが腑に落ちました、とざっくばらんに話してくれて非常に好感が持てた。物件は見つからなかったが、タイミングがあればまたお願いしたいと思った。案外私みたいな人は他にもいるみたいでそこまで引かれなかったのが嬉しかった。

やはり商業区画はどうしても景観より商業が優先されるから雑多になるようでそれは住んでる私からしても納得だった。

また、ちょっとした確信が持てたのも嬉しかった。世間的評価でなく私の感覚でいい地域をある程度目星をつけていたのだが、住みやすいランキングを始め、渡された資料を見ると思っていた通りだったのでなかなかに感覚は頼りにしても大丈夫かもと思えた。家を見つけるときは世間的なものより自分の感覚に頼って大丈夫だと思えた。

②に続く。