アダルトチルドレン・まさかの私はすでに愛する方だった?①
👩🦰〈ちょっとヤバいかもしれない。〉
私の人生がそもそもそんなに世間的には恵まれてはいないらしいと気づいてからはとにかく努力することにしたのだった。
人より私の人生は現実的に素晴らしい環境とはお世辞にも言えなかった。
色々歪んでいたし、親はちょっときてるし。
結果好きになる人も難ありだったし。
現状を人並みくらいにはいい方に変えていこう。
そうすると決めたら努力する以外に方法が見当たらなかった。(人並み以下なら努力あるのみだわ。)
👩🦰〈そりゃそうか。〉
とはいえ、できることから始めるしかないので目の前のことに全力で取り組むようにした。
(笑顔で仕事。サービス業だったし。出会った人には親切にする。)
その頃には自身の感情や感覚が歪んでいてあてにならないことは充分すぎるくらい理解していた。
思考停止と並行して判断を迫られた時は3点チェックして行動するのがクセになった。
◯道義的に見てそれは正しいのか
◯どっちの方が愛がある判断か
◯どっちが相手のためになるか
この3つを基準にするようにした。
判断ミスが少ない方法って言ったらそれしか思い当たらなかったし。
自己中を突き進んで自滅する父親を見続けてきたせいか、自分だけの利益を追求すると結果良くない方向に転ぶのは経験上明らかだったからだ。
👩🦰〈私の感情なんて全くあてにならないんだぜー。むしろ感情とは逆に動いた方が成功率高い気が。。。〉
どうせあてにならない感情ならそんなの重視するより相手が喜ぶ方がきもちいいしね。
そしてそんなことを続けていたら
ある日とんでもないことに気付いてしまった。
思い出すのも恐ろしい。
それまでの私は、
ずっとずっと
長い間
愛されたい
大事にされたい
そう思ってきたけれど
それは結局叶わなくて
そもそも愛が理解できない私がそこにはいた。
そのせいもあって愛とは何かをいつも考え続けてきた。
誰よりも考えて来た自信ある!
そんなことが長く続いていたせいか
ある時ふと逆なのではと思ったのだった。
逆転の発想が好きね。
👩🦰〈もしかして…もしかして。
そもそも
私は愛されるためにいるわけじゃなくて
愛がわからない人たちに
これだけ囲まれているということは。
愛を教える方なのでは…?
愛してもらうことしか考えてなかったけど
すでに愛する方だったとしたら???
現状これだけ優しくない人たちに囲まれているのも説明がつくのでは。〉
👩🦰〈待って待って。
とは言え、私も愛がわからないのよ?
さすがにそれはなくない?!
え〜〜〜。
でもそれマジだとしたらやばいではないか。〉
👩🦰〈何それ怖い。待って待って待って待って〜😱〉
②につづく。