不動産屋さんと家探し②
前回の続き。
物件探しをする私の前に現れたのは。
憧れの芝生のある家
賃貸物件を探しつつもペット可が少なかったので分譲マンションも視野にいれることにした。
妹が8月に戸建てを購入して引っ越しを手伝ったのだが、新居は非常に綺麗で憧れたのもある。さてどうしたものかと探し始めた矢先、実家に寄った際にチラシが入っていたのだ。
芝生が好きだった私は庭のある生活に憧れていたのもあり内見をお願いしてみることにした。
👩🦰〈チラシの写真が美しすぎた!とりあえず電話して見に行こう。〉
台風21号接近中。
電話はすぐに繋がって今担当者が不在ですと微妙な応対をされながらも翌日すぐに物件を見に行くことになった。今週中に急いだ方がいいと急かされたのもある。
👩🦰〈大抵不安を煽ったり、急かすとこってあまり良くないから若干不安が残る。。。〉
翌日は台風が来ていたこともあり少しためらいもあったが、天気が良い時よりも場所のエネルギーを確認するには天気の悪い日の方が確実なことがわかるので逆にラッキーな気がした。太陽は場所のエネルギーを勘違いさせることもある。
太陽はそれだけエネルギーが高いのだ。
👩🦰〈たまにいる、太陽が苦手な人はそれだけ今の自分のエネルギーが下がっている可能性があります。年々太陽はエネルギーが力強くなってきています。〉
とりあえず行ってみようと思い直した。
アレ?なんか違う。
当日、最寄駅の改札前で待ち合わせをしていたので行ってみると遠目に見てもなんともほんわかした感じの青年が立っていた。前日の電話の雰囲気が微妙だったので少し警戒していたのだが、ほっと安心した。
しかし、彼に近づいてみるとなにやら彼が発しているエネルギーがどうにも見た目や雰囲気から想像するものよりもずっと低い。(後出しでごめんなさい、場所だけでなく人が発してるエネルギーも私はわかります。)
👩🦰〈この見た目でこの雰囲気でこのエネルギー。なにかチグハグだな???〉
違和感を感じつつも楽しく会話しながらマンションに向かうと、多分彼本来のエネルギーに少しは戻ってきたのだろうか。発しているエネルギーがすこし上がって安定してきたのだ。
👩🦰〈新入社員みたいだし、この台風。多分緊張してネガティブになってたんだな。〉
そして、物件到着。
入ると、綺麗な建物の見た目、土地のエネルギーに反して建物のエネルギーがすごく低い😱
👩🦰〈えっっ。なにこれ!?なんで???1階だから?事務所にしてるから?えっ!?私のエネルギーがさがってるから??待って、これはちょっとびっくり。作ったハウスメーカーが嫌々仕事して仕上げたってこと?それとも作った職人さんが疲れ果ててた?〉
ちょっと放心状態。
それでも来てしまった以上話も聞かず今すぐ帰るなんて無礼なことをするわけにはいかない。
でも買わない流れだなと着いて5分経つ頃には思っていた。
👩🦰〈ここ、おまけに何か孤独なエネルギーが漂ってるな。。。〉
そもそも、作品の発するエネルギーは、作る人間のエネルギーが関係しているからだ。
わかりやすく言うと、嫌々作った料理と愛を込めて作った料理は見た目が全く同じでも発しているエネルギーは全く違う。エネルギーとは、ものが発する気のことだ。
私は若い頃、仕事が忙しすぎて帰りはいつも深夜だった。やってるお店も少なくて疲れて自炊する気にもなれず毎日ファストフードとコンビニを繰り返していた。半年近く食べ続けると倦怠感、不眠、具合の悪さが続いた。その頃の私は忙しくて嫌なことばかりで苦しいことが多すぎて毎日クタクタだった。物や人の発する気のエネルギーは小さい頃からわかっていたが、それは大人になる頃にはなんとなくわかる程度になっていた。辛さに負けて自身の気のエネルギーが下がって鈍感になっていたからだった。でも今となってははっきりわかる。
ファストフードは物理的に野菜が足りないのもあるが、料理に込められた気のエネルギーが自分で作ったものより圧倒的に少ないのだ。
美味しくなあれと作った手料理や、お店の人が気持ちを込めて作った料理、お母さんの作ったご飯。それと流れ作業で作った料理は気のエネルギーだけでみると全くの別物なのだ。工場で一生懸命作ってくれているのはわかる。でも美味しくなあれと一つ一つ心は込めないだろう。そんなことをしてたらエネルギーの消耗が激しすぎて作り手が死んでしまう。
そしてファストフードがなければ深夜に食べられるものがなくなってしまうからそれ自体が非常に有難いものなのもわかる。超高級店ではないかぎり(高級なものはそれ相応の作り手の気が入っていることが多い。野菜や、肉、味噌、酒などこだわって作ってるところの食材をあつめてこだわって料理してることが多いから)、外食も含めて、毎日食べていると気のエネルギー補給が圧倒的にできないのだ。それに気づかず繰り返すと
人によっては重度のエネルギー不足で鬱になるだろう。
👩🦰〈私はなった笑。アハハ。〉
鬱は心のエネルギー不足、気が枯渇するからなるのだ。
丁寧に心を込めて作ると疲れ果てるのは気のエネルギーも作品に込めて作っているからだ。
気のエネルギー不足を回復するには楽しいことをすると自己回復する。しかし、手っ取り早いのは太陽のエネルギー・森林浴のエネルギー・海、山を始めとする大地からのエネルギーを得ることだ。
それが人間の充電器は自然だと言う理由だ。
人からもエネルギーは取れるがそれは宇宙から見ると犯罪なのだ。だからしたら絶対ダメ。
私のようにエネルギーが体感できる人間からするとそれらは疑いの余地のない事実で、疲れ果てた時自然散策すると色々回復する。今の人の生き方は自然の摂理からかけ離れているとしか思えない。気のエネルギーを毎日体感する私には神秘的なことでもなんでもなくそれはひたすら現実だ。
エネルギーがわかる以上毎日低いエネルギーにまみれながら修行して生きるのが私の人生だと受け入れている。
しかし、たとえ気のエネルギーがわからない人だって、現代には未病の人があふれているのはしっているはず。気のエネルギーがなくなると人は病気になるのだ。気のエネルギーがわからなくたって体感は徐々に出る。
いつも病気がちで辛い人やアトピーがひどい人が自然の多い地域に引っ越すと症状が軽くなったり良くなるのは当たり前なことなのだ。
物理的な要因もあるだろうが、心に枯渇していた気のエネルギーが満たされるから。なのだ。
ただし、鬱の人は自然で充電されることも大事だが、合わせて自分で自分を責めることをやめないと充電しながら気のエネルギーを浪費していることになる。自分で自分のエネルギーを喰いつぶしているのでそれを変えないといけない。
昔の人は現代人よりずっとずっと自然と共に生活していたのだから、気のエネルギーや神様はもっとずっと身近な存在だったし、体感する人も多かっただろう。多分今より自然に受け入れてる人が多かったはずだ。
ラピュタのシータを思い出していた。
シータ「ここが玉座ですって? ここはお墓よ。あなたと私の。国が滅びたのに、王だけ生きてるなんてこっけいだわ。あなたに石は渡さない!あなたはここから出ることもできずに、私と死ぬの。今は、ラピュタがなぜ滅びたのかあたしよく分かる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。”土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ」
そんなことを考えながら土から離れたら生きられないと話していたシータを思い出していた。
シータの言う通り、人は大地や自然から離れたら生きられないのだ。
宮崎駿さんはやはり凄い。
③に続く。