こころのこと。

人生ハードモード。親ガチャを盛大に失敗した私の回復記録。笑

アダルトチルドレン*家族は自動的になるものではなくて一緒に作るもの。

f:id:BeLucky:20200724205507j:imageイガグリ発見☆

本当にこんなこと、普通の家庭で育った人ならば当たり前なことだと思う。でも私はこれを理解するまでにひどく時間がかかってしまった。家族、今思い返すとやはり普通じゃなかったから。今日はやっと今の地点まで回復してきた私が書いてみる。現在アダルトチルドレンだと自覚がある人は読んでみてね。

 

アダルトチルドレンの問題点は、親と似たような人と自分も育った家庭と同じような家族を作ってしまう点にある。

アダルトチルドレンは子供時代にツライ記憶が多いので家族を作ること自体を諦めてしまう人や自分に価値が見出せず刹那的に生きる人もいる。自身の子供時代に疑問を持つ場合、子供に自分と同じような想いをさせるのはいやだから結婚自体しない人や、結婚していても子供はいらないと言う人もいる。(自分と同じ幼少期を歩ませるのが、嫌なため。)普通の人に出会い家族を作った人は本当に運がいい。

 

大体の場合、育ちにそんなに疑問を持つことなく、親と似たような人を見つけてまた親と同じような家族を形成することが多いように思う。幸せのモデルケースを見て育たないことがその主な原因だと推察する。

 

私自身、家族はただ一緒にいるだけの生物的なつながりみたいに思っていた。

親や身内を見ていても血が繋がってるから本能的に自分の子供だから面倒見ているといった感じだった。父方の人たちは血のつながりにやたらこだわるし、他人と血縁者との違いをはっきり線引きしているように思う。毒親は、血が繋がってるから家族。

そう思い込んでいる。この一言に尽きると思う。(とはいえ兄弟仲悪かったな。)

 

でも、世界には養子縁組もあるし、生みの母より育ての母なんて言葉もある。

 

本当は誰から生まれたかよりも、家族になるためにどれだけ向き合って絆を形成してきたかが本物の家族になるために必要不可欠なのだとだいぶ後になってから気づいた。なにが正解かがわからず悲しいかなこの家族の絆の形成の仕方を学ぶ機会を逃してしまい、やり方がわからなくて途方に暮れたのだった。(うちはなにかおかしいな、でもなにがおかしいのかがはっきりとわからないといった感覚。)

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私の場合、母親は割と過干渉の部類になるので愛=過干渉だと思っていた。

普通と言われる家庭では親と子がどんな関係なのかが全くわからなかった。親から愛としてされてきたことをそのまま彼氏にするとしつこいと振られるか、嫌がられて音信不通になる。逆の場合世話を焼き過ぎてしまい彼氏はダメ男になっていくのだった。本当に末期笑。

 

そんなことを繰り返すうちに、私の家族=多分普通ではないということがわかるようになってきた。でも、改善しようにも改善点がわからない。普通の家族関係を覗かせてもらう機会は友達の家に遊びに行ったタイミングくらい。でも付き合う友達もちょっと変わったご家庭の子が多かった。(類友だし、波長の法則がそれだから仕方ない。)

 

しかし現状に甘んじて家族を学ばないまま、また来世もまた崩壊家族スタートだと困る。(死んでも魂はなくならないから来世に続く。)考えた末にひとつの結論に達した。

 

👩‍🦰「そうだ、真似しよう💡」

 

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アダルトチルドレンが幸せな家族を作るためには幸せな家族を真似すること。

家庭内で親のしてきた振る舞いが自分が親になる上でモデルケース(参考)にならないことが毒親育ちの痛い点だと思う。参考にしようにもならないから。そこで、もう大人だけれどモデルとなる人を探してそれを真似することにしたのだ。

 

成功したければ成功者の真似をすることが近道だと良く聞く👂。それと同じように幸せな家族を真似して演じてみることが、思いの外効果を発揮した。 

 

テレビでいい家庭を見たら良く観察してお母さん役の振る舞いを真似してみる。街中で素敵なお母さんを見たら自分も同じように真似してみる。(ま、私は子供いないんだけど。)

最初は演じている感じで不自然なのだけれど、それでも女優や俳優になったつもりで真似をして繰り返し優しい人や寛容な人を演じていくとその繰り返しがいつのまにか板についてきて自然にできるようになるのだ。

 

本当に全ては訓練なので、

⚫︎愛し方がわからなくても愛せる場所を見つけて愛してみること。

⚫︎優しくなれなくても優しい人を演じてみること。

⚫︎幸せな人の真似をしてみること。

⚫︎素敵な彼氏が欲しければ、素敵な彼氏がいる女性の真似をしてみる。

 

真似をすることは本当に驚くほど威力がある。そのためには観察することが本当に大切なので素敵な人を見たらとにかくよく観察していい部分を自分に取り入れていく。

日本は昔から目で見て学ぶ、技を盗むみたいな言葉があるけれど、私もとにかく素敵な人や家族を見たらとことん真似した。

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そして気づいたのが。

親だから言う。という理由で貶され続けてきたけれど。

素敵な家族や、親御さん、旦那さんは全く正反対で家族を決して貶してはいなかった。むしろ褒める。いいところを見つけて褒めるのだ。

褒めるから奥さんはますます綺麗になるし、娘さんは自己肯定感が上がる。愛されているという自信がさらに綺麗に見せるのだ。旦那さんは稼ぐ。そんなプラスの効果を仕事をする中でたくさん見てきた。

 

家族だって褒めて信頼して愛さないと出来上がらないのだ。それに気づいたときなんとも悲しい気持ちになったけれど、今から立て直せばいいんだと切り替えた。

 

是非、家族はしっかり自分が作るという気持ちを込めて大切に育ててほしい。コミュニケーションが鍵を握る。

 

こんな当たり前なこと、普通の人はわかっていると思う。でも育った家庭で身につけ損ねたアダルトチルドレンは今からやるしかない。自分が作る家族には負の連鎖を引きずらないために。