拗らせアダルトチルドレン☆モラハラ・クズ男とそれに振り回される都合のいい女の私③
そんな彼との付き合いが2年半を越えた頃
彼は新しい女と付き合い出したのだ。
それは
本当に悲しかった。
何より精神的にボロボロになった。
すでにボロボロだった、の方が正しいかもしれない。
彼といると制約ばかりで友達は減るし
天気のように気分屋で
それに振り回されて
自分に自信が全く持てなくなっていた。
支配されすぎて
一方で他の人から相手にされるわけがないと言われすぎて
自分に価値が見出せなくて
👩〈こんな私といてくれる人なんているわけない涙〉
彼以外相手にしてくれるわけがないと
理不尽な扱いをされても離れられなかった。
👩〈私一体なんなんだろう。。。〉
大事にされないことには慣れすぎていたから
それが大事にされていないのだということにすら気づけなかった。
大事にするって何?
当時の私に言ったら多分そう答えたろう。
大事にされたことなどなかったのだから。
あまりに悲しみに暮れていたので
友達が飲み会をセッティングしてくれて
参加したのだが
帰りに新宿の駅で
彼にバッタリ会ってしまい
男「お前はその程度か!
俺のこと好きだとか言って嘘つくんじゃねぇよ。
別の男とすぐに遊ぶなんて軽い女だな。二度とお前の顔なんか見たくもねぇわ。」
👩「ガーーーン」
今思えば、自分は他に女がいるクセに私を非難する意味がわからない。
先に裏切ってるのは あ な た 。
私に非はない。
しかし当時頭がおかしかった私は私が悪いんだと泣いて謝った。
めくるめく異常な世界⭐︎
書いてて寒くなる。
自尊心は大切。
そんな私でも目が醒める瞬間が来たのだ。
きっかけは、
性病。
それまで
どうしようもない男とはいえ
それ系のトラブルはなかったのだが
色々違和感があって
産婦人科に行くことになったのだ。
婦人科に着くと
そこにはもうすぐ家族が増える旦那さんを連れた幸せそうな妊婦さんがたくさんいて
対して私は男に性病移されたかもしれなくておまけに一人で
漠然と悲しくなった。
ただただ悲しくて
私なにやってるんだろうと思った。
私は病気が怖かったから身持ちは固い方だったのに
これ、
この男に振り回されているせいで
万が一 HIVだったら
私の一生終わるのでは。
(10年ほど前の話です。今はエイズの薬が良くなってきていて、死ぬ病気じゃないこともわかっています。偏見はございません。)
ここにいる幸せな妊婦さんみたいに
私はお母さんになることもなく
病気で死ぬ可能性もあるのでは。
ひたすら冷や汗が止まらなかった。
悲しくなってしまって
泣きながらエイズも含めた
性病検査をお願いして
おじいちゃん先生に
「HIVなんてなかなかかからないから」
と慰められて。
とりあえず薬をいただいて
結果を1週間後に聞く約束をして病院をあとにした。
死ぬんだと言うことをそれまで真剣に考えたことがなくて
結果が出るまでの1週間は本当に生きた心地がしなかった。
死ぬほどの病気にかかるなんて
なかなかないこととは言え
彼が新しく付き合い出した女性は
元・風俗嬢だったから。
(ちゃんとしてる風俗嬢の方々がほとんどなので偏見はございません。しかし彼女はちょっと不安な部類でした。)
一抹の不安が拭えなかったのだ。
一週間後、陰性の結果をもらって
安堵で泣いたのは言うまでもない。
結果が出て彼にすぐ電話をした。
◯性病をあなたに移されたこと
◯あなたも移す可能性があるから病院行って欲しいこと
◯彼女にも行くように伝えて欲しいこと
伝えたけれど、
男「うるせぇ、当分連絡してくんな。お前うざい。」
👩〈コイツ、本当にクズなんだな。。。〉
それが契機になった。