〈満たされない気持ちは何故よくないのか〉豊かさの法則②満たされなくても満たされてると思い込むことの重要性
前回の続き。
リンゴの芯。
この世界は、自分の発しているエネルギーと引き合うようにできているのだ。
この辺はまたそのうちにちゃんと説明する。
簡単に言うと、
◯リンゴのかじられている〝ない〟部分を見ることは、
不足に目を向けている=満たされていないと感じている
◯リンゴのまだ〝ある〟部分を見ることは、
あるものに目を向けている=満たされていると感じている
半分しかないと思うのか、まだ半分もあると思うか。
ということになる。
これはすごく大切なことなので何回か読んでほしい。
わかりづらいよね。
つまり、
満たされない満たされない
足りない足りないと言い続けたり思い続けると
死ぬまでその足りない現象が続くということだ。
それは、
経験上、
目に見えない精神的な安定・健康から、
お金や、家などの物質的なものまで
細部にわたり全てに影響しながら足りない現実が増えていく。
その足りない現実が精神面や目に見えないところだけでなく、
物質的に目に見えてくると、
さらにそれが現実味を帯びてきて不安につながり際限なく落ちていくという負のスパイラルへようこそだ。
👩🦰(うちの親がまさにこれ笑。
そこに生まれた私たちは暗闇スタート組。)
ここまで転落すると上がるのはかなり大変。
だって確かに目に見える現実も足りないものだらけなのだから。そこまでくると、
〝ある〟と思うこと自体が困難になる。
貧しいんだと言う思いが貧しさを加速させる。
対して、
〝ある〟ものに目を向けることは、
〝ある〟のだからどんどん増えていく、
ということになる。
〝ある〟と思えば、
最初は〝なく〟ても
〝ある〟現実が作られていく。
最初は家もお金も何にも〝ない〟かもしれない。
でも、
お金は〝ある〟
家族も愛が〝ある〟
と考え言い続けていると、
それは言葉通り増えていくのだ。
やりはじめは人から夢見がち、嘘つきと思われるかもしれない。(まあ、人前でやらなきゃいいか。)貧しい現実を直視することをやめ、それより貧しい中にも今あるものを見つける努力をし、そのあるものに感謝をする。
すると、確実に言葉や思考に引っ張られて現象は〝ある〟方へ変化していく。
最初は目に見えない部分から変化していく。
次第に、目に見えるものも〝ある〟現実が作られていくという流れだ。
(現実に現れるまでにかなりタイムラグがあるから、現実になるまでに叶わないと決めて諦めてしまう人が多いと感じる。最低でも半年〜3年はかかると腹を据えてやった方がいい。)
👩🦰(また、転落してた時間に比例して、
上がるのにはとても時間がかかる。私の場合5年以上かかった。
二、三日でなんとかしようってのは無理だから、そういう人は来世頑張って。)
これを腑に落とすのはかなり大変なので、
そういうもんかと思ってほしい。
ということで話を進めよう。
親が転落組の私からしたら、
本当に〝ある〟と思うこと自体が困難な状況からのスタートだった。
希望の光の少なさ。
目に見える現実も〝ない〟ものばかりで、
家は団地だったし、
周りもそんなお金が〝ない〟人ばかり。
みんな自分が生きるのに精一杯で
優しさも思いやりも少〝ない〟。
〝ある〟と思える現実からは程遠かった。
〝ない〟ものがその実ほとんどで
その中で〝ある〟ものを探すことがかなりの至難の業と感じた。
さっきも書いたが、
お金も、知恵も、愛も、自尊心も、優しさも、何もかもが〝ない〟のだ。
もちろん容姿も笑。
あとから思えば、自尊心の欠如が最も痛かった。
自信がもてないのだもの。
だってリンゴの芯だから。
👩🦰〈じゃ、この中であるものに目を向けるってどうやんのさ?〉
結構イラついたし、
悪態もつきまくった。
👩🦰〈クソ貧乏な地域に生みやがって。〉
それで、
色々考えて、
ふと、気づいたのだが、
〝ある〟ものが少ないと感じる場合は、ベースを下げればいいではないか。
さらにいうと、自分から離れて視野を広げてみるといい。
◯団地とはいえ、家は〝ある〟
◯毎日食べら〝れる〟
◯仕事〝ある〟
◯目が〝見える〟
◯耳〝聞こえる〟
◯家族が元気
◯声が〝出る〟
◯‥
言い方が悪いけれど、
基準を最低限に下げれば下げるほど
〝ある〟ものがたくさん出てきた。
アフリカの地域では食べられるものや、水も無いっていう。
それと比べてもどれだけ〝ある〟んだろう。
基準を下げるということに気づいてからは、
最低限を探して、そこから〝ある〟ことを見つけ、感謝することをクセにした。
そして
周りの普通の家庭で育った人と比べてしまうと惨めに感じてしまうことが多かったから
そんな普通の人と比べるのはもうやめようと決めた。
人生は配られたカードで勝負するしかない。
人と比べても私の人生はなにも変わらないのだから。