こころのこと。

人生ハードモード。親ガチャを盛大に失敗した私の回復記録。笑

モヤモヤした時は心の傷を見つけ出すチャンス。後編

前回の続き。

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手帳をプレゼントしたところ、返されたのは手間賃千円。金額が割りに合わなくて悲しかったのか?

当時その時のもう一人の先生が「千円はさすがにない。せめて3000円くらいは渡さないと申し訳ないクオリティ。」と言ってくれたのだが、当時に戻って3000円貰ったところでスッキリしたかと考えると、やはりそれでもショックだったように思う。

 

多分、私のモヤモヤは問題はお金ではないのだ。そもそも、お金をあげるから手帳作ってくれる?と聞かれたらそれはやりたくないので最初からお断りする。というのも、お金でやるには面倒だし、やりたくないと答えがでているのだから。

 

じゃなにがこんなにモヤモヤするのだろう?

モヤモヤの答えがわからずモヤモヤしていたら、翌日すんなり答えがでたのだった。

キッチンのカップボードを仕上げに職人さんがきてくださった。

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半日で素晴らしい仕上がり!

⚫︎雨の日の作業。

⚫︎コロナのこの時期に他人の家で作業。

⚫︎感染の恐怖有りの中での作業。

 

この時期に他人の家で作業とか職人さんが一番嫌だろうし、不安だろうなと思ったので、

⚫︎寒かったけど窓全開で換気。

⚫︎マスク着用。

⚫︎缶コーヒー🥫を買っておいて渡す。

⚫︎出来るだけ気持ちよく作業してもらえるように丁寧な対応を心がけることにした。

 

職人さんは仕事が丁寧な方で迅速かつキレイにしあげてくれて10時〜13時の3時間で作業を終えられて帰ったのだが、職人さんが帰ったあとにどっと疲れて、私は寝てしまい彼は夜まで熱がでたのだった笑。(寒かったのもある。)

そしてこれが私のモヤモヤがなんなのかがはっきりわかるきっかけになった。

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お金はありがとうの対価。でもだからってお金を払ったら〈気持ちを傾けなくていい〉わけじゃない。

今回は緊急事態宣言下だったのでいつもより色々気にかけて職人さんに丁寧に対応したのもあるが、気をかけることは文字通り相手にエネルギーを送ることになるということを久々に体感した。(気を使う=気を流すということで今回は気を流しすぎて体調を崩した。)

作品には魂が宿ると言われるのもそうだが、作ったものには作った人の心のエネルギーが残る。

 

だから一生懸命お料理すれば、お料理を作った人は疲れる反面、食べた人は作った人の気ももらうことになり、気持ちが元気になる。だからお金は払ったとしても食べた方の〈美味しいね、ありがとう!〉その一言で作った方は報われたり元気になる。それは相手から感謝のエネルギーが帰ってくるからなのだ。

 

その現象が起きるのは、相手に気持ちを込めてお礼を行った時だけ。形だけでお礼を言っていてもなにか軽いな?すっきりしないな?という時は、気持ちすなわちが言葉に乗っていないからだ。そう言ったものは誰の心も動かさないし、誰の心にも響かないのだ。

 

私はがわかってしまうから、相手の発言に気持ちが乗っていないことは明確にわかるしそれがモヤモヤの原因だったのだなとわかったのだった。

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私のモヤモヤの原因は、突き詰めると言葉や行動に気持ちが乗っていないのが嫌だったのだ。

実家は貧しかったから物やお金が中心になるのはわからなくもない。でも、気持ちが蔑ろすぎてそれがきつかったのだなと感じた。手帳の件も、お金が欲しかったのではなくて気持ちのこもったありがとうが欲しかったのだ。それで報われた。でも実際は手間賃1000円で気持ちのありがとうが軽すぎたのだった。

 

正直に言うと、お金はいらないからもうちょっと感謝の気持ちを傾けて欲しかった。お金をもらってもやりたくなかったのは、手作りはどうしても気持ちをたくさん込めてしまうから、込めた気の対価としてのお金が私には割に合わなくて嫌だったのだなとわかった。

 

実際、物質世界に生きているとどうしても基準がお金や物に傾きがちになる。

現代社会は、総じて精神のバランスが物やお金に傾きすぎているから仕方ないのかもしれない。実際生きるのにお金は不可欠だから、そうなってしまうのもわかる。

お金はちろん大事。でも、目に見えない気持ちをしっかり相手に傾けることは実はお金をはらうことと同じくらい大事なのだ。ちゃんと気持ちを入れて行動したり、気持ちを言葉にするとすごく疲れる。わからない人は一日でいいから全力で気持ちを入れて生きるのをやってみたらいい。というのも言葉や行動は実は気のエネルギーをたくさん使うからだ。言葉には言霊が宿ると言われるのもそこから来ていると思う。

私にとってはなにをするにも昔から気持ちがいつも最重要だったのだが、ちゃんとモヤの中から答えを見つけ出すと明確な理由があってハッとしたのだ。これは過去世からの経験の積み重ねの中で〈気持ちの重要性に気がついて〉今世の私は無意識ながらもそこを重要視していたのだろう。無意識に意識がいくものは大体必要だからだ。この辺は次回書く。

 

モヤモヤの理由がわかってスッキリしたあと、私はやはり気持ちを大事に生きようと思い直したのだった。