隙があるということは、色々な豊かさが入ってくる隙間があるということ
ちょっと一回遅れてしまったが、
隙について書いてみる。
そもそも隙とは。
このねこちゃん隙だらけ
実は、運がいいことに隙があることはすごく重要なのである。
隙があるということは、
隙間がある=いいことが入る余地がある
ということなのだけれど、
ちょっとわかりやすく?説明してみる。
実は私は運気を良くする一環として
うちに届けてくれた配送の方にはできるだけ缶コーヒーを渡すようにしている。
20代前半の頃お中元の時期にヤ◯ト運輸で2週間ほどお手伝いをさせてもらったことがあるのだが、思った以上に激務だったからだ。
午前中150件〜200件のお宅を廻り、そのうちの約7割がAmazonとかの不在票だったのだ。
やってみるとわかるけれど、
8階まで荷物を抱えて行って不在の確認、不在票をいれて戻ってすぐ在宅の電話がかかってくるとかザラで本当に大変な仕事だと思ったからだ。もう一度8階まで足で上がる悲しみ。
おまけにその届かなかった午前中の荷物7割+午後に新着した150個をもう一度午後に廻るのだ。真夏の暑い中、
どれだけ大変か想像してみて欲しい。
そんな経験もあって配送の方には冷やした飲み物を渡すようになったのだ。
不在票が入った時など本当に申し訳ない気持ちになる。何度もいく大変さがよくわかるから。
うちに来てくれる配達員さんは、
佐◯急便2名、ヤマ◯運輸3名、Amazon2名、
郵便局1名の8名で
みなさん顔見知りなのだが、
ヤマ◯にここ半年紅一点女性の配達員の方が入ってきたのだ。
男性7名に対して女性が1名。
男性とはそこそこみなさん顔見知りなので
世間話をしつつ荷物を受け取り、お茶を渡すという流れが定着していた。
女性が一名入ってきて私はその方が来るのが楽しみになった。会話をするにしても女性の方が話が弾みそうだから。そして大変さもわかるからぜひ渡そうと意気込んでいた。
そして、女性の配達員さんが来てくれる日がついに訪れたのである。
その日、インターホンの声が女性だったので
私は紅茶を渡そうとすぐ冷蔵庫に向かい
急いで扉の前で待っていた。
ピンポーン♪
インターホンが鳴って開けるとそこには私と同じくらいの年代の女性がいて
🗣「お届けに参りました、こちらにサインをお願いします」
👩🦰「あっハイ。」
印鑑を押す。
🗣「では、こちらです。ありがとうございましたー」
バタン。
👩🦰〈えっ!?早すぎるし隙がなさすぎて渡せなかった😓次回こそ渡そう。〉
これを今までに4回繰り返している。
渡すのは無理かもしれない。。。
彼女は非常にテキパキしていて優秀な方だと思う。それは私から見ても明白。だって誰より早く動くし、動きに無駄が全くないから。
でも、それと豊かさは残念ながら比例しない。
隙がないということは、人の好意を受け入れる余白すらないということなのだ。
これに気づくまでに私は5年以上かかった笑。
みんなは早く気づいて。
与えるだけじゃなく受け取ることも愛だということ。
例えば、あなたはお腹が空いて座ってたとしよう。
そこにたくさん顔を人に分けすぎて
すでにヘロヘロのアンパンマンが来て
アンパン「お腹が空いてるんだね、僕の顔をお食べ。」
そう言ったらどう思うだろうか?
ありがとう!いただきまーすとは多分ならない。
👩🦰「えっ。。。〈気持ちは嬉しいけど、私のお腹よりあなた顔がすでに半分なくて力尽きそうじゃない。そんな顔で施されても。。。〉私より辛そうだからジャムおじさんのところまで私一緒に送りましょうか?」
アンパン「いやいや、僕はアンパンマン!大丈夫だから顔をお食べ。」
👩🦰〈マヂ困る。食べて死なれたら嫌。むしろ助けさせて。〉
これはイメージだが。
でも見てるとこーゆー人たくさんいる。特に年配者に多い気がする。私はいいからあなたどうぞ、みたいな感じ。
いつも遠慮ばかりして、与えるはできるのに受け入れるができない人。やりすぎると入ってこないのに与えるから自分が干上がってしまう。
なにごともバランスが大切なのだ。
与えるばかりが愛ではなく、受け入れることもまた愛だということだと思う。
配送のお姉さんが
私からお茶をもらってくれたら
お姉さんはお茶をもらってハッピー
私はお茶を渡す代わりに「ありがとう」&笑顔でいいことしたなってハッピーになる。
人のために動く。
それは、受け入れてくれる人がいて初めて成立するのだから。
👩🦰〈電車の座席もそうだよね。譲ってもらったら相手に恥をかかせないようにありがとうって素直に座るのも愛。〉
どんどん受け取った方がいい。
やったほうも喜んでもらえて嬉しいのだから。
そして自分もどんどん受け取りながら人のために動く。これが運気を良くしながら生きるコツだ。
与えながら受け取ること。
そのバランスを取ること。
遠慮するよりありがたかくもらって周りにおすそ分けしたほうが運はずっとずっと良くなる。
次回、ではどうやって隙を作るか書いてみる。