本当にやりたいことの見つけ方。
最近友達から「色々なことにあれもこれもと手を出して全てが中途半端になる。」ということを2〜3回聞く機会があった。
私も昔はそうだったなーと思い出したのでそれを書いてみようかなと思う。
若い頃は片っ端から興味があればやってみた。
それを繰り返していたのだけれど、20代も後半になると焦りが。
触りは興味があるものの長続きしないのだ。私に根気がないのは理解していたものの、本当に長続きしない。
やらないよりはやってみたけどそんなに興味がないんだなと気づいただけマシと思うようにはしていた。でも、
⚫︎これはずーっとやりたい!
⚫︎これならずーっとやっていられる!
みたいなものにはなかなか出会わず、趣味はやってはやめて、また初めてはやめて…の繰り返しだった。
本当に根気がないとよく言われたが、飽きてしまうのだ。それは言い換えたら興味がそんなにないということなんだろう。
それでも、色々やると好きな系統は見えてきた。
これは、私が片っ端から興味が湧くことをやってきたからかもしれない。でも、驚くことに本当にあまり苦にならないことは、後付けした技術(今世生まれてから練習して体得してきた出来なかったこと)ではなくて小さい頃から得意だったこと(生まれ持った才能とか言われる系の方)なのだった。なので、そこから導き出す答えは、
⚫︎既に持ってる技術を見つけ出すことが鍵。
⚫︎小さい頃得意だったこと。
やりたいこと(長期間やっても苦にならないこと)はこれらがキーワードなる。
わからない人は親に小さい頃得意だったことや、気づいたらよくしていたことを聞いてみるとヒントがあると思う。
その上で、ある程度続いたことは全て繋がっていくように思う。
人生は川上から海に向かうみたいなイメージが一番しっくり来る。と、言うのも若いうちは興味をヒントに自分の適性を探すゲームになっている。一見するとバラバラな興味が、川の上流にある支流みたいなもの。全てをやろうなんて、どれも極めない中途半端な感じがするが実は違う。
飽きたら支流を切り替えて気分転換をしながら別の支流を探す。これらが、やめることなく細く長くつづけることでそのうちに交わる地点に行き着く。そのタイミングで生き方に合わせた人生の仲間が見つかるのだ。
やめることなく、ゆっくりと着実に進めていくとやってきた全ての支流が最後は海で繋がる時が来る。今までやってきた点が線に繋がる瞬間だ。
おまけに、ここまで行き着くとあとは発展しかなくなるので夢はどんどん広がり叶ってゆく。ここに行き着くために大事なことはやめないことだ。
一見中途半端に思えるが、実はかなり合理的な考え方にも繋がっている。というのも、かなり技術を持っていてもすぐやめる続かない人より、そこまで技術がなくても続けてくれる人の方が周りは助かるし仕事として成り立つからだ。すぐやめられたらお客さんは困ってしまう。続けていれば技術力はあとからついてくるのもある。
そしてなにより、
3つのことがこの人にはできるのだから、この3つができる分野では第一人者になる。ちょうど三角形を作るイメージだ。
この間の不倫の芸人さんだとイメージしやすい。
⚫︎司会ができて。
⚫︎美味しいお店に明るくて。
⚫︎お笑いができる。
となると、それらを同時にできる仕事はほぼ、その人に頼もうとなるため仕事が集まってくるわけ。なので、中途半端だなんて思わずに支流集めと思ってやってみるといいと思う。最後は全てが繋がっていき、点が全て線になる。無駄は一つもないのだから。