拗らせアダルトチルドレン☆モラハラ・クズ男とそれに振り回される都合のいい女の私 〈番外編〉
黒歴史すぎて晒すのも恥ずかしい私の過去を晒している。
こーゆーの無縁だったなー。
優しさがわからなかった。
今もちゃんと理解してるか謎。
そもそも
その後の私は
一人になり打ちひしがれてはいたのだが
仕事も忙しくてそこまで落ち込んでいる暇もなく毎日忙しく過ごしていた。
割と明るい方に見えていたと思うので私の心の闇には当時の友達はみんな気づいていないと思う。
一人になると淋しかったが
彼のことを恨んでいるとかよりも
どうしてそうなったのかを割と冷静に分析していた。
👩🦰〈同じことはもう繰り返したくない…。〉
そんな想いに駆られていた。
そして、なぜこんなにいつもいつも変な人に惹かれて傾くのかが気になった。
(もちろんこのタイミングでエステで100万払ったり色々やらかしてはいるが、それは追い追い書く。)
👩〈どうやら私やはりおかしいな。。。普通じゃない。〉
ついでに彼のことを書くと
彼もかなり普通じゃない家庭の人だった。
お母さんが非常に様子がおかしかった。
たまに彼の家(実家住まい)に遊びに行くと
お母さんが電話で大げんかしていて
それもちょっと口にするのもはばかられるくらいの暴言を吐いていることがあった。
なにがあったのかと不安になるほど。
人にケンカをふっかけては絶縁になる。
そんなことがしょっちゅうあった。
👩🦰〈うちの父親もケンカ別ればかりで兄弟はバラバラ。似たようなものだ…。〉
また
夕食食べて行きなさいと誘われて
ご飯をご馳走になることもあったけれど
(料理はお父さんがしてた)
お父さんが私を気にして
アイスを買ってきてくれたりすると
彼母「若い女には優しいよな、親父は。」
とか言ったりする。
普通息子の彼女を若い女呼ばわりするだろうか??
お父さんもうんざりしている様子だった。
完全に父は空気だった。
あとから聞いたら父と結婚する時
母にはすでに子供がいてその子はどこかに預けられて成人まで会うことはなかったそうだ。だいぶあとになって彼から聞いたが彼のお父さんサイドの親戚は結婚に反対してほぼ絶縁状態だった。
その人は今幸せなのだろうか?
両親の仲が悪すぎて
見かねた彼が飼い出した犬に少し障害があることがわかった時は
誰にも相談せず
母が他の犬と交換してきていた。
彼が仕事から帰ったら
犬が他の犬に変わっていて
彼〈誰この子。〉
彼はかなり嘆いていた。
交換されたわんちゃんはどうなるのだろうと。
私もそう思った。
殺処分されていたら、、、と胸が痛んだ。
猫を前の家で飼っていた時も
引っ越す時に飼えなくなるからと
母が勝手に近所の人にあげてしまったそうだ。
彼〈猫は家族だったのに…。〉
10年近く飼った猫すらすぐに人にあげてしまうことに驚愕した。
私が新しい赤い靴を履いて
遊びに行った時。
靴を犬にぼろぼろにかじられて
一瞬で履けなくなった。
結局ビーチサンダルを借りて帰ったのだ。
彼母「この靴革製品ではない?
犬は革を食べると胃にくっついて死んじゃうのよ!」
👩〈…!…私に謝るのが先では……?〉
結局お母さんは謝らなかったし
靴の件はそのままになった。
彼は本当に私に対してひどい人だったけれど
私と同様彼は傷ついて生きてきた人だった。
それは行動や言葉の端を見ると明白で
動物に対しては愛が深かったし
決して元々ひどい人なのではなくて
傷つきすぎて
自分に自信が持てず
常に自分を守るのに精一杯で
私と同じような状態になっていたのだった。
すぐに別れるというのも
愛されてるのか不安で
小さい頃に母親にするそれと同じだったのだ。
それは随分後になって気づいたのだった。
傷ついている人は無意識に人を傷つけてしまう。
受けた痛みを〈私は絶対人には与えない〉と優しさに変えることができるのはその傷ついた自分を乗り越えた人だけなのだ。
そして何より怖いのが
私が父親そっくりな彼に翻弄されたように彼が私から乗り換えた女はお母さんそっくりな凶暴なタイプの人だった。
まさに負の連鎖。
無意識でそうなってしまうことに気づいた時、恐怖に震えた。
彼が今幸せであることを心から願う。
きっと彼のお父さんお母さんも似たり寄ったりな両親に翻弄されてきたはずだ。
他にやり方を知らないから必然親と同じ行動を繰り返してしまうのだ。
今まさにハマっている人は
この負の連鎖に早く気づいて欲しい。
両親に親の話を聞いてみて欲しい。
気づくことが回復へのスタートラインになるのだから。